格安SIMの誤解(2)通信エリアはdocomoと一緒?

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格安SIMの誤解(2)通信エリアはdocomoと一緒?

MVNO=大手キャリアを間借りしている

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MVNO、俗にいう格安SIMは通信費の高騰によって乱立ともいえる状態になっています。その為利用者はどの格安SIMが良いか比較検討する必要が出てきているのですが、その際に気にすることが無いのが「通信エリア」です。これはMVNOの構造によるもので、DoCoMoの回線を利用しているMVNOであればどの会社も通信エリアは同じです。

そもそもMVNOとは

そもそも格安SIMというのは独自に通信回線を持って居る訳では有りません。DoCoMoやau、Softbankなどが日本各地に鉄塔を立てて通信エリアを維持しているのに対して格安SIMは独自に通信設備を持つ大手キャリアから通信回線を借りる事によってサービスを提供しています。大手キャリアの通信費というのは通信設備の維持費が必要になるのでどうしても割高になりますが、MVNOはそう言った設備を持たないので維持費が安く済み、その分月額料金の安さにつながっているのです。

ほとんどの会社はDoCoMoから借りている

日本で独自の通信設備を保有しているのは、DoCoMo、au、Softbankの三社ですが、この三社はMVNOに対しての対応がかなり違います。DoCoMoは盛んに回線を開放しており、現在存在するほとんどの格安SIMはDoCoMo回線を借りて利用しています。KDDI、つまりauも開放はしているのですが数はかなり少ないです。

Softbankは現在他社に回線を開放していません。時折Yモバイルを格安SIMと勘違いする方がいますが、YモバイルはSoftbank株式会社が提供するブランド名です。このような現状なのでほとんどのMVNOはDoCoMoの通信エリアと一緒になっています。もちろんau回線を利用している会社の場合はauの通信エリアとなります。

通信速度は違う

DoCoMoの回線を借りている格安SIMであれば通信エリアは同じですが、同じ回線を借りていれば通信速度が同じになる訳では有りません。MVNOは大手キャリアから回線の一部を借りる訳ですがその際には当然借賃が必要になりますし、沢山借り入れをするのであればその費用はかさみます。

そしてこの回線をどの程度借りるかによって通信速度は変わります。ですから回線の強化にあまり熱心ではない格安SIMだと、利用者が多い時間帯になると全く利用できないという事が起こります。逆に熱心な会社だと提供元の大手キャリア並とは行きませんが、実用には問題ないレベルの速度で提供していますし、遅いが相応に安いというプランを提供する会社もあります。

格安スマホの注意点

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このように格安SIMの多くはDoCoMo回線を利用しているので、格安スマホと言われるミドルから入門機レベルのSIMフリースマホのほとんどはDoCoMo回線に設定が合わせてあります。ですがSoftbankの契約で利用しようと思うとかなり不便ですし、auはそもそも他の二社と通信方式が違うので利用できません。

MVNOが提供するスマートフォンの多くはそう言った点について初めから対応をしており、合わせて購入するのであれば問題ありませんが、格安SIMとスマホの購入を別に行うという場合、特にヤフオクなどで海外の端末を購入するという場合はDoCoMo回線で利用できるかをしっかりと確認しましょう。またネットオークションでは技適に適応していない物が売られている事があります。個人で利用する分には逮捕事例などはありませんが、技適にに適応していない端末を利用しての通信は犯罪行為なので注意しましょう。

auのMVNOの場合

DoCoMo回線を利用するMVNOに比べてかなり数は少ないのですが、auの回線を利用するMVNOもいくつかあります。上で書いたように格安スマホの多くはDoCoMo回線に合わせて作られており、au系のMVNOでは利用する事ができません。最近ではauに合わせたモデルを提供するMVNOも現れてはいるのですが、選択肢としてはかなり少ないのが実情です。そのためau系回線を提供するMVNOは、格安スマホよりもauから販売された中古端末、俗にいう白ロムを利用する事をお勧めします。

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