格安SIMにおける通信速度の考え方!自分に合った速度を知る

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格安SIMにおける通信速度の考え方!自分に合った速度を知る

通信速度は速ければ速いほど良い?

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速く済ませる事を目的としたものというのは、速ければ速いほど便利になるものです。飛行機の速度が速ければ直ぐに目的地へ辿り着けますし、カップラーメンのできあがる時間が速くなれば直ぐに食べることができます。こうしたことと同じように通信速度が速いほど目的のデータを直ぐにやり取りできるようになるでしょう。

実際には格安スマホの性能も関わってきますが、やはり通信速度は速い方が良いと言えます。ですがこの「速ければ速いほど良い」という考え方には限りがありません。いつの間にか必要性が薄いほどに速い領域にまで到達してしまうのです。

パソコンの通信回線は必要が無いほど速すぎる

パソコンの通信回線には電話線を利用する低速なダイヤルアップからケーブルテレビの回線を利用するものなど色々とありますが、専用の光ファイバーを利用した光通信はとても高速なものです。確かに重いファイルやプログラムをダウンロードするときには役に立つでしょう。ですがその通信速度を十分に生かせる環境と言うのは限られています。

日常で使用する分にはサイトのコンテンツを閲覧するぐらいですし、容量のあるデータと言えば動画ぐらいでしょう。それも一端読み込んでしまえば通信速度が高速である意味はありません。つまるところパソコンの光通信というのは通信速度上のオーバースペックな状態なのです。

必要な速度さえあれば使える

各MVNOが発行している格安スマホの通信状況は未だ完全とは言えず、各社がしのぎを削っている状態です。そのため通信速度が1つのアピールポイントでもあるのですが、それは必要以上に高速な範囲で比較しあっていると言えるかもしれません。

パソコンの光通信のような過度に恵まれた環境を目指すよりも、格安SIMと格安スマホという環境ならではの通信速度を確保するようにすると良いでしょう。通信速度を気にしすぎると折角低額な格安SIMと格安スマホの組み合わせが高額になってしまう恐れもあります。

通信回線における速度のイメージ

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通信速度は格安SIMを提供しているMVNOのプランによって異なります。図式としてはMVNOが各携帯キャリアから携帯回線の限られた帯域をレンタルし、それを格安SIM利用者に振り分けているという形です。格安SIMの回線を仕切っている大本が携帯キャリアなので、携帯キャリアの回線速度が最も速いのは当然と言えるでしょう。

MVNOは大きな携帯キャリアの回線というパイから限られた部分をプランとして利用者に振り分けているだけなのです。回線の一部の帯域をレンタルしているという仕組み上、格安SIMでは超高速な通信環境を手に入れることはできません。

理論値と実測値

これはパソコンやキャリア携帯の通信回線も含めて言えることですが、企業が発表している通信回線の速度と実際の速度は異なります。理論値としては300Mbpsであっても実際には80Mbps程度ということはザラにあると言えるでしょう。そしてこれはMVNOの通信回線においても同じです。

ただこれは使用環境や使用機器、時間帯、といった要因で通信速度は容易に変化するため仕方の無いことと言えます。理論値から読み取れる情報は不確かですが、おおむね理論値が大きいほど実測値も大きく、理論値が少ないほど実測値も少ないと判断できるでしょう。

速度が速いときと遅いとき

通信回線というのは電波を用いてなされるのでイメージし難いものですが、道路のようなものと考えてみると良いでしょう。例えば携帯キャリアの回線が10車線の道路だとして、MVNOの車線は2車線の道路と考えると良く分かります。携帯キャリアの道路には大量の車を走らせても減速する必要はありません。ですがMVNOの道路に大量の車が走った場合にはどうしても渋滞が起きてしまいます。

ですが空いているときにはMVNOの道路でも速度を保ったまま走ることができるでしょう。このように、通信回線とはいわば道路で、混んでいる時間もあれば空いている時間もあるのです。こうなると余計、実測値を測るのが難しくなると言えるでしょう。特にMVNOの回線を使う場合には回線の混み具合を比較しながら使うとより快適な環境となるはずです。

実際に必要な通信速度を見極める方法

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実のところ、私達が使っているデータと通信速度の表記にはズレが存在しています。例えば撮影した写真のデータ量は○MB(メガバイト)などと表記するものですが、通信速度では○Mbps(メガビーピーエス)などと表現されているのです。このままでは例えば100MBのデータを100Mbpsの通信速度で送信すると1秒で送信できそうに見えてしまいますが、実際は違います。

バイトとビットの関係

データ量を表す単位の最も小さい単位が「ビット」です。そしてこれが8つ集まると「バイト」となります。例えば100メガバイトのデータをビットに直すと100×8=800メガビットのデータとなります。一方、Mbpsというのは英語で「Mega bits per second」となり、その意味は「1秒間にデータを○メガビット送る事ができる」というものです。

よって、100Mbpsは1秒間に100メガビットを送ることができる速度となります。では100MBのデータを100Mbpsの通信回線で送るときの時間を考えてみましょう。100MBはバイトなのでビットに直すと800メガビットとなります。これを100Mbpsで割ってみると答えは8秒となるのです。

実際の写真や音楽のデータはバイト単位でやり取りされているので、通信回線を秒数で考えてみたい場合には通信回線の速度を8で割ってみると良いでしょう。100Mbpsの場合は、100Mbps÷8=12.5MBpsとなります。1秒間あたり12.5MBを通信できる速度、とイメージすれば使用感が予想できるはずです。

色々なデータと通信速度

格安スマホを運用する際にどのデータにどれくらいの時間がかかるのか考えてみましょう。例えばスマホで撮影した写真を1MBと仮定します。このとき、1秒で通信が完了できる速度は1×8=8Mbpsとなり、2秒ならその半分の4Mbps、3秒ならそのまた半分の2Mbpsとなるのです。

格安SIMにおける通信速度の実測値を2Mbps~3Mbpsとすると、写真のやり取りは遅く見積もっても3秒程度で済むと言えるでしょう。パソコンよりは遅いですが、僅か数秒しか違わないですし実際に使えるわけですから必要十分な通信環境にあると言えます。

動画の閲覧はまず大丈夫

動画はメディアの中でも比較的重いデータなので必要な通信速度が気になるものです。動画を見る上で通信速度の影響を強く受ける要素が画質で、低解像度になるほど画面は粗くなりますがデータ量は少なくて済みます。標準的な画質である360pの場合、多く見積もって1分あたり3MBと考えられるので、これを秒間に直してみましょう。

すると3MB÷60秒=0.05MB/秒となります。回線速度の単位であるMbpsに直すために8をかけると、0.05MB×8=0.4Mbpsとなりました。通信制限がかかっていたり、特に回線が混雑していない限り360pの動画を見る事は可能でしょう。

数値から考えると必要な通信速度が見えてくる

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格安SIMを使う上で重要な通信速度という要素について見てきました。MVNOではキャリア携帯の回線の一部を使用しているため低速になりがちなので不安を抱くかもしれません。

ですが数値から考えてみると多くのプランでは標準画質の動画も見れますし、軽いデータなら十分にやり取りできるということが分かりました。自分の使用方法を振り返り、どの程度の通信速度があれば十分かを考えて格安SIMを選ぶと良いでしょう。

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